在宅人工呼吸器使用特定疾患患者訪問看護治療研究事業

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在宅人工呼吸器使用特定疾患患者訪問看護治療研究事業ってご存知ですか?・・・長ったらしい要綱ですが、略くして「ケンチ」って言うようです。

ケンチは、人工呼吸器を使用しながら在宅で療養している特定疾患の利用者に対して、医療保険制度では十分な対応が困難な場合に、医療保険制度のルールを超えた分の診療報酬をケンチが賄う

制度なんです。

例えば、一人の利用者に対して、3箇所の訪問看護ステーションがそれぞれ訪問するとします。

しかし、一人の利用者に対して、訪問できるステーションは2箇所までです。(例外として週7日の訪問看護を計画している場合は3箇所まで可能)したがって3箇所目のステーションは診療報酬を請求できなくなってしまいます。

そこで、3箇所目のステーションはケンチを申請して、国保連合会にレセプトを請求せず、ケンチにレセプトを請求して、診療報酬とほぼ同額の料金を領収するのです^^

また、このケンチは、看護師が訪問した場合に限り活用できる制度なので、理学療法士、作業療法士が訪問した分については請求はできません。あくまでも、看護師の訪問した対しての制度なんですね。

http://www.nanbyou.or.jp/pdf/kousei20_2.pdf

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