菊地　翔太 | スマイルケアブリッジ

社員インタビュー

作業
療法士

療法士が障害福祉事業所で働くという選択

2016.12入社

菊地　翔太

作業療法士の資格を取ってからは、介護老人保健施設で勤務していました。自宅で看取るという理念の所で終末期の方に対してもリハビリとして出来ることがたくさんあるという事や、自宅で最期を迎えるにあたっての家族の心境や覚悟などを知り、様々な貴重な経験をさせてもらいました。また、職種関係なく介護をする職場だったので、夜勤・入浴・食事・排泄介助も介護職と一緒に行なわせて頂くことで施設生活については知る事が出来ました。しかし、自宅に帰った後の生活はどうなんだろうという疑問から訪問のリハビリについて興味を持ち始めました。
スマイルリハに就職前の見学に来た時に子どもたちのリハビリも行っているという事を知りました。今まで人生の最後についてはたくさん経験をしてきたけれど、人生が始まったばかりの方々についても経験し自分が少しでも役に立てるのであれば嬉しいと思い働きたいと思いました。
入社前は、運転や子どもたちのリハビリについてとても不安がありましたが、入職後は何度も同行訪問させてもらったり、勉強会などで分からないことを相談したり、自分の訪問に同行してもらって意見をきいたりして不安は少なくなっていきました。

現在の仕事について

スマイルべーすKOKOROの管理者・作業療法士として働いています。
管理者としては、利用者様・職員が安全に安心して過ごせる（働ける）ように考え運営する事、ご家族様との連絡・相談、他の事業所との連携の窓口、会計・実績の管理などKOKOROを運営するうえで必要な事全般を行なっています。
作業療法士としては、ご利用者様のリハビリテーション、生活動作の評価や介助方法などのアドバイス・施設内の環境設定・利用者様のエクササイズの立案などを行なっています。
そのほかにも、送迎や食事・排泄の介助なども行う事もあります。リハビリ中だけでは取れないコミュニケーションが取れるので楽しみながら働いています。

会社のＰＲポイント

まず１番初めに思いつくことは、働くスタッフ達の人柄の良さだと思います。子供や自分の体調不良でお休みを頂くときも嫌な顔もせずに受け入れてくれる方が多いです。迷惑かけているなと思っても、他のスタッフが休んだ時に今度は自分がその分頑張ろうという気持ちになれ、会社全体でその様な良い循環で良い雰囲気が定着していると思います。
自分が入職したころのスマイルリハ訪問看護ステーション松戸は、常勤のリハビリスタッフは男性しかおらず、事務所はどこの部活の部室だろう？（笑）と思うほどでした。当時からみんな兄の様に優しくフォローしてくれたり、時には冗談を言って盛り上げてくれたりとても良い雰囲気で仕事をしていたと思います。今ではそのメンバーも所長や管理者になりそれぞれの場所で変わらず良い雰囲気を作っているのかなと思っています。

専門職が障害福祉事業所で働くという提案

リハビリ面ではもちろんですが、長い期間関わる事が出来るので人生に寄り添っていけるということが醍醐味かなと思います。試行錯誤しながら、少しでも良い反応がみられたり、生活が良い方に変わった時は達成感があります。でも同じことをしていても飽きられてしまってまた試行錯誤したり・・。ずっと関われるからこそ小さな変化を感じられたりしています。スマイルケアブリッジでは、生まれた時から人生の終わりまで様々な年代の方を対象にしています。小さいころから関わっていた子があっという間に大きくなっていて驚くと共に成長を見ることができて本当に嬉しく思います。まだまだ、障害福祉事業所では働く専門職が少なく医療的ケアの方々の利用できる場所が少ないと思います。やりがいもたくさんありますし、専門職は必要とされていると思います。ぜひ一緒に働いていただけたらと思います。

将来の夢や目標

目標は、KOKOROに来る人（利用者様・家族・職員関係なく）が1日1回でもいいので楽しかった！と笑えるような場所にすることです。
将来的には利用者様の家族、兄弟、親戚、友達などがフラッと遊びに来れるような場所、地域の中でKOKOROに行ければ安心と思ってもらえるような場所に出来たらなと思っています。